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やせほうし
ふりがな文庫
“やせほうし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
痩法師
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痩法師
(逆引き)
「ほざくな
痩法師
(
やせほうし
)
、鬼神といわれたこの五郎次の陣刀を受けられるものなら受けてみろ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と
痩法師
(
やせほうし
)
が杖に
縋
(
すが
)
って、珠数まで
揉
(
も
)
みながら、ずッと寄ると——ついと
退
(
の
)
く。……
端折
(
はしょ
)
った
白脛
(
しらはぎ
)
を、卯の花に、はらはらと消し、
真白
(
まっしろ
)
い手を、
衝
(
つ
)
と
掉
(
ふ
)
って
押退
(
おしの
)
けるようにしたのです。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
杖は
徒
(
いたずら
)
に空に震えて、細い塔婆が倒れそうです。白い手がその杖にかかると、川の方へぐいと
曳
(
ひ
)
き、
痩法師
(
やせほうし
)
の手首を取った
救
(
すくい
)
の
情
(
なさけ
)
に、足は抜けた。が、御坊はもう腰を切って、踏立てない。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すると、約束したように、そこに待っていた一個の
痩法師
(
やせほうし
)
が
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(3作品)
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