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ものわら
ふりがな文庫
“ものわら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
物笑
55.6%
物嗤
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物笑
(逆引き)
僕がいま最後に述べたことは、子供らしい方法で、世間の
物笑
(
ものわら
)
いになるか知らぬが、少なくとも僕のごとき平凡なる青年にはすこぶる役に立った方法である。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
終
(
おはり
)
は
人
(
ひと
)
の
物笑
(
ものわら
)
ひに
今
(
いま
)
では
名
(
な
)
を
知
(
し
)
る
人
(
ひと
)
もなしとて
父
(
ちゝ
)
が
常住
(
ぢやうぢう
)
歎
(
なげ
)
いたを
子供
(
こども
)
の
頃
(
ころ
)
より
聞知
(
きゝし
)
つて
居
(
お
)
りました
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ものわら(物笑)の例文をもっと
(5作品)
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物嗤
(逆引き)
義経の妻として世の
物嗤
(
ものわら
)
いとなるまいとする懸命だけであった。
日本名婦伝:静御前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今に、プロの世の中になつたら、僕の父の奮闘と、僕の胎内からの奮闘とは、
物嗤
(
ものわら
)
ひ話になるだらう。
貧乏一期、二期、三期:わが落魄の記
(新字旧仮名)
/
直木三十五
(著)
ものわら(物嗤)の例文をもっと
(4作品)
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