“めいわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
明和100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宝暦三年四月の八日御作事奉行おさくじぶぎょうより転じて依田豊前守と御交代になり明和めいわの六年八月十五日までお勤めに成ったという。
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
寛延二年から十五年を経た明和めいわ元年のことであったが、摂州萩の茶屋の松林に正月三日の夕陽せきようが薄黄色く射していた。
赤格子九郎右衛門の娘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
明和めいわ戌年いぬどしあきがつ、そよきわたるゆうべのかぜに、しずかにれる尾花おばな波路なみじむすめから、団扇うちわにわにひらりとちた。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)