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むかでばら
ふりがな文庫
“むかでばら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
百足虫腹
66.7%
百足腹
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百足虫腹
(逆引き)
「ばかを申せ。きょうは是が非でも二ノ森を踏破して、お花畑の
天
(
て
)
ッ
辺
(
ぺん
)
から三十五社、
蟻
(
あり
)
の細道、または人跡未踏という、
剣
(
つるぎ
)
の刃渡り、
百足虫腹
(
むかでばら
)
までも、越えてみなければ気がすまぬ」
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きょうも
棒切
(
ぼうき
)
れを手にもって、友だち
小猿
(
こざる
)
を二、三十
匹
(
ぴき
)
つれ、
僧正谷
(
そうじょうがたに
)
から、
百足虫腹
(
むかでばら
)
の
嶮岨
(
けんそ
)
をつたい、
鞍馬
(
くらま
)
の
大深林
(
だいしんりん
)
をあそびまわっているのは、
果心居士
(
かしんこじ
)
の
童弟子
(
わらべでし
)
、いが
栗
(
ぐり
)
あたまの
竹童
(
ちくどう
)
であった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
むかでばら(百足虫腹)の例文をもっと
(2作品)
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百足腹
(逆引き)
ふもとでもらった、
蛍火
(
ほたるび
)
ほどの
火縄
(
ひなわ
)
をゆいつのたよりにふって、うわばみの歯のような、岩壁をつたい、
百足腹
(
むかでばら
)
、鬼すべりなどという
嶮路
(
けんろ
)
をよじ登ってくる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
むかでばら(百足腹)の例文をもっと
(1作品)
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