“みょうと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夫婦92.9%
女夫7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
短い夫婦みょうとの契り——ほんとに、夢だったかもしれないと、得耐えたえず門柱にりかかった千浪は、いつしか地に伏して泣きじゃくっていたのだった。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
世間によくあるためしで、主人は船宿の女と夫婦みょうと約束でもして置きながら、それを反古ほごにして他から嫁を貰った。
恨みの蠑螺 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それこそお雛様ひなさま女夫みょうとのような一対の美しい夫婦が出来ると、師匠も家にいてその事を妻君などに話し、どうか、この縁はまとめて見たいものだ、といっておられました。