トップ
>
みゆる
ふりがな文庫
“みゆる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
見赦
33.3%
身弛
33.3%
身揺
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見赦
(逆引き)
その妻は見るも
厭
(
いとはし
)
き夫の
傍
(
そば
)
に在る苦を片時も軽くせんとて、彼の
繁
(
しげ
)
き
外出
(
そとで
)
を
見赦
(
みゆる
)
して、
十度
(
とたび
)
に
一度
(
ひとたび
)
も色を
作
(
な
)
さざるを
風引
(
かぜひ
)
かぬやうに召しませ
猪牙
(
ちよき
)
とやらの
難有
(
ありがた
)
き賢女の志とも
戴
(
いただ
)
き喜びて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
みゆる(見赦)の例文をもっと
(1作品)
見る
身弛
(逆引き)
右門は五右衛門の
強力
(
ごうりき
)
を心
窃
(
ひそ
)
かに嘆じながら、今は遁がれぬ必死の場合、両手を岩に打ち掛けて、金剛力は出しても、地の中深く喰い込んだ苔
蓬々
(
ほうほう
)
たる
孕石
(
はらみいし
)
は、
身弛
(
みゆる
)
ぎ一つすればこそ。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
みゆる(身弛)の例文をもっと
(1作品)
見る
身揺
(逆引き)
心中の深い苦悶が透き
徹
(
とお
)
らんがばかり
蒼褪
(
あおざ
)
めた顔にありありと刻まれて、しかし殿下は
身揺
(
みゆる
)
ぎもせず、ただ一度二度深く頷かれた。
グリュックスブルグ王室異聞
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
みゆる(身揺)の例文をもっと
(1作品)
見る