“みつも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見積90.0%
密茂10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが出來できないんだつて。見積みつもつても兩方りやうはうせると、十ゑんにはなる。十ゑんまとまつた御金おかねを、いまところ月々つき/″\すのはほねれるつてふのよ
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
この町の人々は子供の時から無数の葬式を見ているため、葬式の費用を見積みつもることに異常の才能を生じている。
文章 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
然も両側に密茂みつもして居る林は、二丈を越へ三丈に達する大木が多いので、此幅広き大道も、堀割を通ずる鉄道線路のやうであつた。
空知川の岸辺 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)