“みそすり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
味噌摺73.3%
味噌擂26.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学士がくしですのなんのと云ツたところ味噌摺みそすりはふらずお辞義じぎ礼式れいしきじゆくせざれば何処どこいつてもけいしてとほざけらる〻が結局おちにてだしもけいさるゝだけをとくにしてめてもの大出来おほできといふべし。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
私にして見れば、味噌摺みそすり用人の一人や二人に腹を切らせるより、一萬二千石の大名を叩き潰す方が、どんなに溜飮が下がるかわからねえ。
もっとも証拠はみんな親分の智恵の受売りだがそれでも味噌擂みそすり用人をギューッと参らせたことは確かで
それに味噌擂みそすり用人でも何でも武士たる者が、正面から曲者に咽喉のどを刺されるという間抜けな法があるものか。——誰も曲者の顔を見たものがないというのも考えるとおかしなことだよ。