“みずみず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
瑞々80.4%
水々17.4%
瑞瑞2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
セリグマンとかいう世界的な元老の作品のページと並んで載っているむす子の厳格な詩的な瑞々みずみずしい画にいては何の疑いもなかった。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
そこはまだ、ほんのあかるい、白っぽい番小屋の、あおつッと切って、根岸の宵の、蛍のような水々みずみずしたあかりの中へ消込きえこんだ。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
姉さんと母親との三人ぐらしで、友の室は二階の柿の若葉した瑞瑞みずみずしい窓際に机が据えられてあった。「新声」や「文庫」という雑誌が机の上に重ねてあった。
性に眼覚める頃 (新字新仮名) / 室生犀星(著)