“まさのり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
正儀56.3%
正則18.8%
正教12.5%
政則6.3%
正式6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一番目は楠正儀まさのりと熊王丸とを取扱った史劇で、楠が青柳、熊王が川上、侍女千代野が藤沢という役割であったが、これまで「板垣君遭難実記いたがきくんそうなんじっき
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
元和五年に福島正則まさのりが除封されてから、蒲生がもう氏、加藤氏、田中氏はじめ、除封削封された諸侯は十指に余っている。
阿部家では新主伊予守正教まさのりが八月に入国した。わたくしは其供廻ともまはりの誰々であつたかを知らぬが、医官中に伊沢氏の無かつたことは明である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「新免家は元、赤松一族の支流、その赤松政則まさのりが、昔はこの白鷺城のあるじであったのだ。そちが、ここへひかれて来たのも、何かの縁だな」
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
手づよさはお多賀杓子の荒けづり 正式まさのり
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)