“ぽね”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
根性こんじょうぽねの強い正直な人たちだったので、すべての激しい運命を真正面から受け取って、骨身を惜しまず働いていたから、曲がったなりにも今日今日を事欠かずに過ごしているのだ。
生まれいずる悩み (新字新仮名) / 有島武郎(著)
地獄で仏のよろこばしさをそのままに、ここで幾月かの間、張りつめていた神経がいっぺんにゆるんで、ひざぽね蝶番ちょうつがいがクタクタになるかと思われると、お綱も遠見とおみに気がついて
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
甚「何をいうんだ、無駄っぽねおらしやアがって金は有りゃアしねえ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)