“ほうむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ホウム
語句割合
95.9%
歩廊3.1%
1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとより赤の他人には相違ありませんが、一と月でも半月でも、離屋に置いたお半を、このまま犬猫のようにほうむるわけにも行きません。
眞暗な自己嫌忌に囚はれながら、それでも念のためにもう一度歩廊ほうむの時計を見た。不思議! 不思議! 時計はたしかに一時二〇分の時盤を指してゐる。念を入れて凝視した。たしかにちがひない。
大船駅で (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
もし、毛利方に、吉川元春なく、小早川隆景もいなかったとしたら、毛利輝元の名はくにほうむられ、中国全土はこれより数年も前に、信長の治下に収められていたにちがいない。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)