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『大船駅で』
ふりがな文庫
『
大船駅で
(
おおふなえきで
)
』
例年の如く詩話會の旅行をする。一時二〇分大船經過の列車で行くから、同驛にて待ち合せよといふ通知が佐藤惣之助君からきた。丁度旅行に出たいと思つてゐた矢先なので、早速同行することに決心した。 旅行の樂しさは、しかし旅の中になく後にない。旅行のい …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「キング 第二卷第七號」1926(大正15)年7月号
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
歩廊
(
ほうむ
)
白晝
(
まひる
)