“ほうそん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
匏樽33.3%
宝樽33.3%
法孫33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いはンヤ吾トなんぢ江渚こうしよノホトリニ漁樵ぎよしようシ、魚鰕ぎよかつれトシ、麋鹿びろくヲ友トシ、一葉ノ扁舟へんしゆうニ駕シ、匏樽ほうそんヲ挙ゲテ以テ相属あひしよくス、蜉蝣ふゆうヲ天地ニ寄ス、びようタル滄海そうかい一粟いちぞく、吾ガ生ノ須臾しゆゆナルヲかなし
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
王允おういんは、彼を、後堂に迎えて、家蔵の宝樽ほうそんを開け、夜光のさかずきについで、献じながら静かにささやいた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蓮如れんにょ法孫ほうそん証如しょうにょからの道場で、室町幕府の無統治、無秩序のなかに建立されただけに、社会の動乱にいつでも対抗できるだけの構造と武備を持っていた。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)