“へきえき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
辟易97.0%
僻易1.2%
壁易0.6%
辞易0.6%
避易0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
費用のためではないが——メルキオルは入費なんかに辟易へきえきする男ではなかった——それだけの時日がなかったからである。
これには孔明も辟易へきえきした。いて止めるならば、只今この所において、自ら首を刎ねて亡ぶべし、ともいうのである。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すると、これにはさすがの二人も僻易へきえきして逃げ出したので、文次も続いて飛び出し、ここまで見え隠れに跡をつけてきたのだという。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「お話はよくわかりましたが……フガフガどうもそういう理屈を仰有おっしゃっても」とフガは私のMadeメイドinイン寝床英語に僻易へきえきしたのかそれとも一文の得にもならん話にウンザリしたか、ニヤリと苦笑をらした。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
龍之介は、相手の心理の動きを一歩一歩先まわりするような、道子のこうした話し方に壁易へきえきした。
謎の女 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
あれには少からず辞易へきえきした。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
馬車を四馬路スマロに返して杏花楼きやうくわらう上海シヤンハイ一の支那料理の饗応を受けたが、五十ぴんからの珍味は余りにおほきに過ぎて太半たいはん以上のどを通らず、健啖家けんたんか某某ぼうぼう二君も避易へきえきの様子であつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)