“へいち”の漢字の書き方と例文
語句割合
平地100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前回記する処の崖といささか重複ちょうふくする嫌いがあるが、市中しちゅうの坂について少しく述べたい。坂は即ち平地へいちに生じた波瀾である。
平城というのは、天嶮てんけんによらず平地へいちにきずいた城塞じょうさいのことで、要害ようがいといっては、高さ一じょうばかりの芝土手しばどてと、清冽せいれつな水をあさく流したほりがあるだけだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
 日本につぽん𤍠帶林ねつたいりんにはひるものは、臺灣たいわん平均へいきん一千いつせん五百尺ごひやくしやく以下いか平地へいち琉球本島りゆうきゆうほんとう南半分みなみはんぶん小笠原群島をがさはらぐんとう新領土しんりようどのマーシャル、カロリン、マリアナ列島等れつとうなど
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)