“ふるかね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古金50.0%
古鉄25.0%
古鐵25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父の源次は古金ふるかね買いをしていたが、繁次を坊主にするつもりだったらしい。
落葉の隣り (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
とうとうなんだか見定めの附かない物になつて、陶器の欠けや、古鉄ふるかねや、すたれた家の先祖の肖像と一しよに、大道店だいだうみせに恥を晒して終つたのである。
クサンチス (新字旧仮名) / アルベール・サマン(著)
云ひ聞せければ長八は大いに悦こび成程それにてわかりしなりと是より紙屑は勿論もちろんおび腹掛はらかけ古鐵ふるかねるゐ何にても買込かひこみ賣買を精出せいだしけるゆゑ長八は段々と繁昌はんじやうして大いに工面くめん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)