“ふるがね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古金54.5%
古鉄27.3%
古鐘18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蠑螺堂さざえどうこわし屋が買いましたが、百観音は下金屋したがねやが買いました。下金屋というのは道具屋ではない。古金ふるがね買いです。
ソレで錨は薩摩の手に這入はいったが、二万五千ポンドの金を渡して和睦わぼくをしたその時に、英人が手軽に錨をかえして貰いたいと云うと、やすい事だといって何とも思わずに古鉄ふるがねでも渡す積りで返して仕舞しまった様子だが
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
喉太のどぶと古鐘ふるがねきけば、その身こそうらやましけれ。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)