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ふくあん
ふりがな文庫
“ふくあん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
腹案
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腹案
(逆引き)
一箇月ばかりして、彼はまた演説の
腹案
(
ふくあん
)
をこしらえる必要が起ったので、
平生
(
いつも
)
のように散歩しながら思想を
纏
(
まと
)
めるつもりで
戸外
(
そと
)
へ出た。
赤い花
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
然
(
しか
)
り
而
(
しかう
)
して、おの/\の
腹
(
はら
)
の
冷
(
つめた
)
く
次第
(
しだい
)
に
寒
(
さむ
)
く
成
(
な
)
つた
處
(
ところ
)
へ、ぶつ
切
(
きり
)
、
大掴
(
おほづかみ
)
の
坊主
(
ばうず
)
しやも、
相撲
(
すまふ
)
が
食
(
く
)
つても
腹
(
はら
)
がくちく
成
(
な
)
るのを、
赫
(
かつ
)
と
煮
(
に
)
ようと
云
(
い
)
ふ
腹案
(
ふくあん
)
。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ふくあん(腹案)の例文をもっと
(2作品)
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