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ふうつう
ふりがな文庫
“ふうつう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
風通
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風通
(逆引き)
するうちに、奥の暗い部屋で
差
(
さ
)
しで
弄花
(
はな
)
が始まった。主婦は小肥りに肥った体に、
繻子
(
しゅす
)
の半衿のかかった軟かい
袷
(
あわせ
)
を着て、年にしては派手な
風通
(
ふうつう
)
の
前垂
(
まえだれ
)
などをかけていた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
青白い、神経質らしい、その仲間でのインテリ
夫人
(
おくさん
)
だった。薄い髪の毛を上品に、下の方へ丸めた束髪で、白っぽい
風通
(
ふうつう
)
か小紋ちりめんを着て、黒い帯をしめ、金歯が光っていた。
旧聞日本橋:18 神田附木店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
お京はお
高僧頭巾
(
こそづきん
)
目深
(
まぶか
)
に
風通
(
ふうつう
)
の羽織着て
例
(
いつも
)
に似合ぬ
宜
(
よ
)
き
粧
(
なり
)
なるを、吉三は見あげ見おろして、お前
何処
(
どこ
)
へ行きなすつたの、今日明日は忙がしくてお
飯
(
まんま
)
を喰べる間もあるまいと言ふたでは無いか
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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