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びたいちもん
ふりがな文庫
“びたいちもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鐚一文
84.6%
錏一文
7.7%
鐚一銭
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鐚一文
(逆引き)
しかし、それにしても、わしからは
鐚一文
(
びたいちもん
)
取れるわけじゃないんだから。わしはな、アレクセイさん、この世にできるだけ長く暮らすつもりですよ。
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
びたいちもん(鐚一文)の例文をもっと
(11作品)
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錏一文
(逆引き)
格式は
一等本座
(
いつとうほんざ
)
と云ふので
法類仲間
(
はふるゐなかま
)
で
幅
(
はヾ
)
の
利
(
き
)
く方だが、
交際
(
つきあひ
)
や何かに
入費
(
いりめ
)
の掛る割に寺の
収入
(
しうにふ
)
と云ふのは
錏一文
(
びたいちもん
)
無かつた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
びたいちもん(錏一文)の例文をもっと
(1作品)
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鐚一銭
(逆引き)
売溜
(
うりだめ
)
の
金子
(
かね
)
はいくらあろうと
鐚一銭
(
びたいちもん
)
でも
手出
(
てだし
)
をしめえぜ。金子で買って
凌
(
しの
)
ぐような優長な
次第
(
わけ
)
ではないから、
餓
(
かつ
)
えてるものは何でも食いな。寒い手合は、そこらにある
切
(
きれ
)
でも
襯衣
(
しゃつ
)
でも構わず貰え。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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