“ひろ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
廣々50.0%
濶々50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上杉うへすぎ隣家となり何宗なにしうかの御梵刹おんてらさまにて寺内じない廣々ひろ/\もゝさくらいろ/\うゑわたしたれば、此方こなたの二かいよりおろすにくも棚曳たなび天上界てんじやうかい
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
さつき土手の上で見たのとは違つて——狭く、小さく、錆びた川か何ぞのやうに見えたのとは違つて、いかにも濶々ひろ/\とした沼らしい感じを私に与へた。
ある日の印旛沼 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)