“ひたえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
84.6%
前額7.7%
額際7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは旗下の若様だけ腹に据兼すえかね、ぐいと込上げて来るとひたえに青筋が二本ばかり出まして、唇がぶる/\震え出し、顔の色を少し変え、息遣いも荒く
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
禿げの前額ひたえの湯げも立ち上らんとするを、いとどランプの光に輝かしつつ、くずるるようにすわり
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
結婚玉瑜ぎょくゆ を受けるのです。その結婚玉瑜というのはラサ府の女の飾りとして額際ひたえの正面に着けられてあるものです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)