“ひきもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
挽物55.6%
引物22.2%
曳物11.1%
弾奏11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
挽物ひきもの細工の玩具などを買って帰ろうとすると、町の中ほどで赤い旗をたてた楽隊に行きあった。活動写真の広告である。
秋の修善寺 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
上官二十六人に白銀二百枚、中官以下に鳥目ちょうもく五百貫を引物ひきものとしておくった。
佐橋甚五郎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
祭礼の象の曳物ひきものの腹の中に万という小判が隠してあるとは誰も気がつかない。左前になりかかって家の中は火の車なんてえのは真赤な嘘。
南は芝、西は麹町こうじまち、東は霊岸島、北は神田。百六十余町から出す山車、山鉾が四十六。ほかに、附祭つけまつりといって、踊屋台、練物ねりもの曳物ひきもの数さえつばらに知れぬほど。
「聞きゃあ東京者とうけいもんですとさ。別嬪べっぴんですぜ。いや何よりは、唄、弾奏ひきもの、軽い茶番、何をやっても田舎廻りにしちゃあズバ抜けてるんで」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)