トップ
>
挽物
>
ひきもの
ふりがな文庫
“
挽物
(
ひきもの
)” の例文
小田原は
挽物
(
ひきもの
)
の
盛
(
さかん
)
な所でありますが、余りにも安いものを心掛けるためか、概して質が落ちているのは残念なことであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
挽物
(
ひきもの
)
細工の玩具などを買って帰ろうとすると、町の中ほどで赤い旗をたてた楽隊に行きあった。活動写真の広告である。
秋の修善寺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鉄床
(
かなとこ
)
にその鉄槌をしばらく置くが如き、屋根葺き屋が屋根を葺くのに、竹の釘を口に含み、我国の屋根葺きや
挽物
(
ひきもの
)
細工師が同じようなことをする場合と同様に、素速く手を前後に動かすが如き
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
宇都宮
(
うつのみや
)
の町に
挽物
(
ひきもの
)
師が、形のよい
漏斗
(
じょうご
)
を
手轆轤
(
てろくろ
)
にかけているのを見ました。売る先は静岡県の酒屋だということでありました。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
挽物
(
ひきもの
)
細工の玩具などを買って帰ろうとすると、町の中ほどで赤い旗をたてた楽隊に行きあった。活動写真の広告である。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
内側を深く
刳
(
く
)
った
挽物
(
ひきもの
)
で、そこに様々な色で横筋を入れてあります。かかる独楽は他の国に例が見当りません。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
館長高津氏の好意で品々を見たが、ここは思いに
優
(
まさ
)
る豊な倉庫であった。続いて現れる品物に私たちは思わず声を挙げた。石器、
挽物
(
ひきもの
)
、
硯
(
すずり
)
、墨、小刀、
団扇
(
うちわ
)
など、多量の収獲が吾々を迎えた。
全羅紀行
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“挽物(
木地師
)”の解説
木地師(きじし)は、轆轤(ろくろ、轆轤鉋)を用いて椀や盆等の木工品(挽物)を加工、製造する職人。轆轤師とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
挽
漢検準1級
部首:⼿
10画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“挽物”で始まる語句
挽物師
挽物細工