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ひいん
ふりがな文庫
“ひいん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
庇蔭
37.5%
碑陰
12.5%
庇廕
12.5%
悲引
12.5%
秘陰
12.5%
秘隠
12.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庇蔭
(逆引き)
仮初
(
かりそめ
)
にも夫の意に逆うは不順なり、其醜行を咎むるは嫉妬なりと信じて、一切万事これを黙々に附し去るのみか、当の敵たる加害者の悪事を
庇蔭
(
ひいん
)
して、却て自から婦人の美徳と認むるが如き
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ひいん(庇蔭)の例文をもっと
(3作品)
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碑陰
(逆引き)
また、碑の正面は光圀の「
嗚呼
(
ああ
)
忠臣楠子之墓
(
ちゅうしんなんしのはか
)
」の八文字でよいとしても
碑陰
(
ひいん
)
の文がないのはさびしいといって、この事を老公に
献言
(
けんげん
)
したのも介三郎であった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
年暮
(
くれ
)
の十日ごろ、
碑陰
(
ひいん
)
の文は彫りあがった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひいん(碑陰)の例文をもっと
(1作品)
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庇廕
(逆引き)
父棭斎は浅草に隠居した後も、
屡
(
しば/\
)
湯島に往来して、懐之を
庇廕
(
ひいん
)
することを怠らなかつたであらう。此年乙未の秋には、其棭斎が歿したのである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ひいん(庇廕)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
悲引
(逆引き)
遠い、なつかしい気がする……仏さまが
悲引
(
ひいん
)
なさるのだ……外は涼しい風が吹いているのだね。
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
ひいん(悲引)の例文をもっと
(1作品)
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秘陰
(逆引き)
さらば、
秘陰
(
ひいん
)
をときあかしましょうか。……なんてほどの大したこっちゃアない。……ねえ、藤波さん、千賀春は、
炭火毒
(
すみどく
)
にあたって死んだんですよ。……おやおや、あんぐりと口をあいて。
顎十郎捕物帳:06 三人目
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ひいん(秘陰)の例文をもっと
(1作品)
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秘隠
(逆引き)
われらのために人体の
秘隠
(
ひいん
)
を説き
明
(
あか
)
してくれられたが、その後、七十と何年、蘭方医おおよそ三百人、内外の末流に
跼蹐
(
きょくせき
)
して、ただの一人も執刀術の勉強に身を挺したものがなかったというは
玉取物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ひいん(秘隠)の例文をもっと
(1作品)
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