“碑陰”の読み方と例文
読み方割合
ひいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、碑の正面は光圀の「嗚呼ああ忠臣楠子之墓ちゅうしんなんしのはか」の八文字でよいとしても碑陰ひいんの文がないのはさびしいといって、この事を老公に献言けんげんしたのも介三郎であった。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
年暮くれの十日ごろ、碑陰ひいんの文は彫りあがった。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)