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ばんい
ふりがな文庫
“ばんい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蛮夷
57.1%
蛮衣
14.3%
蕃夷
14.3%
蟠囲
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蛮夷
(逆引き)
日本を神聖の地とし異国人を
蛮夷
(
ばんい
)
とする、しかもその言葉の内容は検討されたものではなくて、多くはそう云うこと自体のうちに満足を感じている
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ばんい(蛮夷)の例文をもっと
(4作品)
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蛮衣
(逆引き)
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
は、くろい
蛮衣
(
ばんい
)
をふわりとかぶって立ちあがり、
早足
(
はやあし
)
の燕作をさきにたたせて、風のごとく、
天
(
てん
)
ヶ
丘
(
おか
)
から
駈
(
か
)
けだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おもわず足を
踏
(
ふ
)
みとどめて、ギョロッと両眼をふり向けたのは、
蛮衣
(
ばんい
)
に十字の
念珠
(
ねんじゅ
)
を
頸
(
くび
)
にかけた
怪人
(
かいじん
)
、まさしく、これぞ、
正真正銘
(
しょうしんしょうめい
)
の
和田呂宋兵衛
(
わだるそんべえ
)
その者だ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ばんい(蛮衣)の例文をもっと
(1作品)
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蕃夷
(逆引き)
この日西邸へ伺候して
家宣
(
いえのぶ
)
(この時はまだ将軍ではなかつた)に拝謁すると、その年八月一人の
蕃夷
(
ばんい
)
が大隅海上の島へついたといふ長崎からの報告が話題に上つて、ローマ、ロクソン、ナンバン
イノチガケ:――ヨワン・シローテの殉教――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
ばんい(蕃夷)の例文をもっと
(1作品)
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蟠囲
(逆引き)
やがて、清姫の
怨
(
うらみ
)
の権化——大蛇の姿が現われた。大蛇は、鐘を静かに
蟠囲
(
ばんい
)
した。尾を挙げては、鐘を
敲
(
たた
)
いた。その度に火炎が物凄く散った。時が経った。大蛇は去った。
京鹿子娘道成寺
(新字新仮名)
/
酒井嘉七
(著)
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(1作品)
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