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はんざ
ふりがな文庫
“はんざ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
半座
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半座
(逆引き)
船室に
在
(
あ
)
りて
憂目
(
うきめ
)
に
遭
(
あ
)
いし
盲翁
(
めくらおやじ
)
の、この
極楽浄土
(
ごくらくじょうど
)
に
仏性
(
ほとけしょう
)
の恩人と
半座
(
はんざ
)
を分つ
歓喜
(
よろこび
)
のほどは、
著
(
しる
)
くもその
面貌
(
おももち
)
と挙動とに
露
(
あらわ
)
れたり。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と勇を
鼓
(
こ
)
す。
不図
(
ふと
)
半座
(
はんざ
)
を分けた風呂敷包が目を
惹
(
ひ
)
いた。チョコレートだ。アメリカでは娘をチョコレートで釣る。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「そもそも
半座
(
はんざ
)
を分けるなどとは、こういう
敵手
(
あいて
)
に
用
(
つか
)
う
易
(
やす
)
い文句じゃないのだ。」
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「他ならぬ君のことだ。何かの因縁だよ。
半座
(
はんざ
)
を分けて
来世
(
らいせ
)
まで附き合おう」
変人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「おい、君、
最少
(
もすこ
)
しそっちへ寄ッた。この
爺様
(
じいさん
)
に
半座
(
はんざ
)
を分けるのだ。」
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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