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はんこん
ふりがな文庫
“はんこん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ハンコン
語句
割合
瘢痕
80.0%
斑痕
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瘢痕
(逆引き)
二人共後悔の
瘢痕
(
はんこん
)
を
遺
(
のこ
)
さなければすまない
瘡
(
きず
)
を受けたなら、それこそ取返しのつかない不幸だと思っていた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「幽門の
瘢痕
(
はんこん
)
は仕方がないもんだそうだね、時々サーッと音がするようだよ。——何だか感じがある」
白い蚊帳
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
はんこん(瘢痕)の例文をもっと
(12作品)
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斑痕
(逆引き)
赤く血のしんだみみず色の
斑痕
(
はんこん
)
があるのです。
右門捕物帖:21 妻恋坂の怪
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
絨毯
(
じゅうたん
)
やふすまや障子に
乾
(
から
)
びついている黒い血しおの
斑痕
(
はんこん
)
は、すべて十五夜の晩に、
鎧櫃
(
よろいびつ
)
に入れて運び出された
死笑靨
(
しにえくぼ
)
を
泛
(
う
)
かべていた美人——ここの女主人のお雪様の血しおと見ていい。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はんこん(斑痕)の例文をもっと
(3作品)
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