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はりさき
ふりがな文庫
“はりさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
針先
25.0%
鈎尖
25.0%
鉤先
25.0%
鍼先
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
針先
(逆引き)
いそいで、
寝巻
(
ねまき
)
をジャンパーに着かえ、夜具を押し入れにしまいこむと、ぞんぶんに窓をあけた。風はなかったが、そとの空気が、
針先
(
はりさき
)
をそろえたように、顔いっぱいにつきささった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
はりさき(針先)の例文をもっと
(1作品)
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鈎尖
(逆引き)
漁史は、錨綱を繰り放つ役、船頭は
戕牁
(
かし
)
突
(
つつ
)
く役にて、前々夜、
夫
(
か
)
のお茶屋
釣聖
(
ちょうせい
)
のかかりという、
切
(
きり
)
っぷの大巻きに
鈎尖
(
はりさき
)
の漂う加減に舟を停めぬ。
大利根の大物釣
(新字新仮名)
/
石井研堂
(著)
はりさき(鈎尖)の例文をもっと
(1作品)
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鉤先
(逆引き)
また二間ばかりの竿では、
此処
(
ここ
)
では
鉤先
(
はりさき
)
が好い魚の廻るべきところに達しない。
岸近
(
きしぢか
)
に廻るホソの
小魚
(
こざかな
)
しか
鉤
(
はり
)
には来らぬであろう。
蘆声
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
はりさき(鉤先)の例文をもっと
(1作品)
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鍼先
(逆引き)
手を
浄
(
きよ
)
めに前夜雨戸をあくれば、
鍼先
(
はりさき
)
を吹っかくる様な
水気
(
すいき
)
が面を
撲
(
う
)
って、
遽
(
あわ
)
てゝもぐり込む蒲団の中でも足の先が
縮
(
ちぢ
)
こまる程いやに
冷
(
つめ
)
たい、と思うと明くる朝は武蔵野一面の霜だ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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(1作品)
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