“針先”の読み方と例文
読み方割合
はりさき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いそいで、寝巻ねまきをジャンパーに着かえ、夜具を押し入れにしまいこむと、ぞんぶんに窓をあけた。風はなかったが、そとの空気が、針先はりさきをそろえたように、顔いっぱいにつきささった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)