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ぬぼこ
語句 | 割合 |
瓊矛 | 50.0% |
瓊鉾 | 33.3% |
沼矛 | 16.7% |
第一枚は、青年文士が真青な顔して首うなだれて
合掌して坐つて居る。その後には肩に羽のある神様が
天の
瓊矛とでもいひさうな剣を
提げて立つて居る。神様は次の如く宣告する。
ここに天つ神
諸の
命以ちて
一、
伊耶那岐の命
伊耶那美の命の二柱の神に
詔りたまひて、この漂へる國を
修理め固め成せと、
天の
沼矛を賜ひて、
言依さしたまひき
二。
かれ二柱の神、
天の
浮橋三に立たして、その
沼矛を
指し
下して畫きたまひ、鹽こをろこをろに畫き
鳴して
四、引き上げたまひし時に、その矛の
末より
滴る鹽の積りて成れる島は、
淤能碁呂島
五なり。