“にょご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
女御81.8%
女護12.7%
女五5.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中宮ちゅうぐう女御にょごなどの美名をつけ、声色をもって天皇をもてあそび、天皇の近親となり、天皇は、あたかも藤原氏の婿むこのようなものとなった。
「おとぼけなすっちゃいけません。やみのない女護にょごしま、ここから根岸ねぎしけさえすりゃァ、をつぶってもけやさァね」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
女五にょごみやのほうへもこんなふうにして始終物質的に御補助をする源氏であったから、宮は深く源氏を愛しておいでになった。
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)