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なめりがわ
ふりがな文庫
“なめりがわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
滑川
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滑川
(逆引き)
一郎と別れた外の者は、
滑川
(
なめりがわ
)
に沿った砂山から海辺に出て、夕日の沈んで行く頃の、めっきり秋めいて
冷
(
つめた
)
い
渚
(
なぎさ
)
に、下駄や
裸足
(
はだし
)
の跡を残して歩いて行った。
九月一日
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
自分で上等も無いもんですが、先日上京した時、銀座の
亀屋
(
かめや
)
へ行って最上のを
呉
(
く
)
れろと
内証
(
ないしょう
)
で三本
買
(
かっ
)
て来て
此処
(
ここ
)
へ
匿
(
かく
)
して置いたのです、一本は
最早
(
もう
)
たいらげて
空罎
(
あきびん
)
は
滑川
(
なめりがわ
)
に投げ込みました。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
鎌倉山
(
かまくらやま
)
の秋の夕ぐれをいそぎ、
青砥左衛門尉藤綱
(
あおとさえもんのじょうふじつな
)
、
駒
(
こま
)
をあゆませて
滑川
(
なめりがわ
)
を渡り、川の真中に
於
(
お
)
いて、いささか用の事ありて腰の火打袋を取出し、袋の口をあけた途端に袋の中の銭十
文
(
もん
)
ばかり
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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(14作品)
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