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なでおろ
ふりがな文庫
“なでおろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
撫下
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
撫下
(逆引き)
森田氏は
履刷毛
(
くつばけ
)
で鼻先を
撫下
(
なでおろ
)
されたやうな顔をした。成程考へてみると、自分はバビロンの塔を知つてゐるが、それを知つてゐるからと言つて画は
巧
(
うま
)
く
描
(
か
)
けさうにも思へない。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
と二包の薬を与えけるに大原は
有
(
あ
)
り
難
(
がた
)
しとて帰り去りぬ。お登和嬢も窃に胸を
撫下
(
なでおろ
)
したり。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
彼は長き
髯
(
ひげ
)
を
忙
(
せはし
)
く
揉
(
も
)
みては、又
頤
(
おとがひ
)
の
辺
(
あたり
)
より
徐
(
しづか
)
に
撫下
(
なでおろ
)
して、
先
(
まづ
)
打出
(
うちいだ
)
さん
語
(
ことば
)
を案じたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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