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なきちち
ふりがな文庫
“なきちち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
亡父
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亡父
(逆引き)
僕の耳には
亡父
(
なきちち
)
の
怒罵
(
どば
)
の声が聞こえるのです。僕の
眼
(
め
)
には疲れ
果
(
はて
)
た
身体
(
からだ
)
を起して、何も知らない無心の子を
擁
(
いだ
)
き、男泣きに泣き
給
(
たも
)
うた様が見えるのです。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
わが
家
(
や
)
には
亡父
(
なきちち
)
の
遺
(
のこ
)
し給ひし書籍盆栽文房の器具
尠
(
すくな
)
からず。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
姫はすずろに
亡父
(
なきちち
)
の
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
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