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なきちゝ
ふりがな文庫
“なきちゝ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
亡父
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亡父
(逆引き)
あたら名馬も飼殺しぢや。(嘆息しつゝ子之介にむかひ。)けふは二日、そちが
亡父
(
なきちゝ
)
の命日ぢやぞ。もうよいほどにして身を清め、佛前に囘向いたせ。
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
雲飛
(
うんぴ
)
の
子
(
こ
)
は
許可
(
ゆるし
)
を得て其
片々
(
へんぺん
)
を
一々
(
ひとつ/\
)
拾
(
ひろ
)
つて家に
持歸
(
もちかへ
)
り、
再
(
ふたゝ
)
び
亡父
(
なきちゝ
)
の
墓
(
はか
)
に
收
(
をさ
)
めたといふことである。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
それとも此の眼病が治る事も有ろうかと種々考えましたが、イヤ/\迚も死ぬなら先祖の菩提寺へ詣で、
亡父
(
なきちゝ
)
へ我身の薄命の申訳をなして、
直
(
すぐ
)
に其の場で切腹しようと、漸く心を決して
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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(3作品)
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