“どこまで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
何処迄63.6%
何處迄18.2%
何所迄18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
………見渡す限り、ひとすじの川の縁に沿うて、何処迄どこまでも何処迄も、果てしもなく両岸から飛び交わすのが見えた。
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
其樣そんなになくたつて、逃げも隱れもしやしねえ。』と松公は何處迄どこまでも素直に出て、『眞實ほんとうに惡かつたよ。だけど、二三日體が惡くて、店へも出なかつたんだから、爲方しかたがねえぢやねえか。』
絶望 (旧字旧仮名) / 徳田秋声(著)
何所迄どこまで恰当こうとうこしらへかたはら戸棚とだなけるとたなつてあつて、ズーツと口分くちわけいたして世辞せじの機械が並んでる。
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)