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どうよく
ふりがな文庫
“どうよく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
胴慾
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胴慾
(逆引き)
風吹き
荒
(
すさ
)
み熱砂顔にぶつかる時
眼
(
め
)
を
閉
(
ふさ
)
ぎてあゆめば、
邪見
(
じゃけん
)
の
喇叭
(
らっぱ
)
気
(
き
)
を
注
(
つ
)
けろがら/\の馬車に
胆
(
きも
)
ちゞみあがり、雨降り
切
(
しき
)
りては
新道
(
しんどう
)
のさくれ石足を
噛
(
か
)
むに
生爪
(
なまづめ
)
を
剥
(
はが
)
し悩むを
胴慾
(
どうよく
)
の車夫法外の
価
(
ね
)
を
貪
(
むさぼ
)
り
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「そりゃ、あんまり
胴慾
(
どうよく
)
な……」
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
さりとては
胴慾
(
どうよく
)
な男め、
生餌
(
いきえ
)
食う
鷹
(
たか
)
さえ
暖
(
ぬく
)
め鳥は許す者を。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
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