“とよのあかり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トヨノアカリ
語句割合
豊明40.0%
豐明節會40.0%
肆宴20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
深山辺みやまべ豊明とよのあかりをいやとほみ人老いにつつ月にみたたす
閉戸閑詠 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
豐明節會とよのあかりをみごろも、童男をぐなのひとり
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
天平宝字二年春正月三日、孝謙天皇、王臣等を召して玉箒たまばはきを賜い肆宴とよのあかりをきこしめした。その時右中弁大伴家持の作った歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
時にみことのりあって酒をたま肆宴とよのあかりをなした。また、「汝諸王卿等いささか此の雪をしておのおのその歌を奏せよ」という詔があったので、それにこたえ奉った、左大臣橘諸兄の歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)