“トヨノアカリ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:とよのあかり
語句割合
肆宴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其が、今は殆、宴会とくつついてゐるが、昔は神まつり(正式儀式)・直会・肆宴トヨノアカリと三通りの式が、三段に分れてゐた。
古代人の思考の基礎 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
肆宴トヨノアカリ(豊明楽)といふのは、此行事をいふのである。とよのあかりとは、酒を飲んで、真赤な顔になるからだといふが、ほんとうは、よく訣らぬ。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
神事の「解忌トシミ」として行はれた直会ナホラヒ肆宴トヨノアカリ以外にも、外国式の宴遊の儀が加へられて来た。