“とめお”の漢字の書き方と例文
語句割合
留置100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「一、庄司利喜太郎は喜平を長の間神楽坂署に留置とめおき、そして長の間喜平をアラユル拷問に合せ、条件を持出し義兄弟になって」
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
けれど所書きは皆違っていて、二つは浅草あさくさ旅人宿りょじんやど、一つのは浅草郵便局留置とめおきで返事をれとあって所書きがない。
悪霊 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
製薬には兎角とかく徳利とくり入用にゅうようだから、丁度よろしい、塾の近所きんじょ丼池筋どぶいけすじ米藤こめとうと云う酒屋が塾の御出入おでいり、この酒屋から酒を取寄せて、酒はのん仕舞しまって徳利は留置とめお
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「この手紙に消印のしてある郵便局へ留置とめおきでこっちから手紙をやるのです」
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)