“とどろか”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時男の声音こわねは全く聞えずして、唯ひとり女のほしいままに泣音なくねもらすのみなる。寤めたる貫一はいやが上に寤めて、自らゆゑを知らざる胸をとどろかせり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
その答者こたえては即ち二十年間雪中通夜つやの問答の苦しみを積み重ねきたえ来ったところの、いわゆる問答的学問をその時に発表して大いに三大学の間に名声をとどろか
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)