“とどろき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
72.0%
等々力28.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしそんな爆薬のホントウに集まる根城というのが、四国の土佐海岸だという事は、いかなとどろき先生でも御存じなかったでしょう。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
逃げ出したのではない、とどろきの源松これにありと知って、風をくらって逃出しにかかったのでないことは、その気分ではっきりわかる。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その山田君の家は玉川等々力とどろき。この前の投弾のとき、山田君の隣組だけは投弾なく、周囲の全隣組に落下した由。
海野十三敗戦日記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
少し離れて等々力とどろきの不動、高尾の琵琶びわの滝、その頃は中央線も私設で八王子止り。
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)