“てっと”の漢字の書き方と例文
語句割合
手取100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またそれから種〻の古物をもいうことになったのである。骨董は古銅の音転などという解は、本を知らずして末に就いて巧解こうかいしたもので、少し手取てっとり早過ぎた似而非えせ解釈という訳になる。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
毎々まいまい申上もうしあげますとおり、わたくしどもの世界せかいでは何事なにごとはなは手取てっとばやはこびます。
考えるまでもない、手取てっとり早く有体ありていに見れば、正にこれ、往来どめ
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)