“つれゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
連行83.3%
連往16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と若い者にも頼んであるから、四五人の若い者が来て左右を取巻き会所へ連行つれゆくというので、清左衞門は会所へ引かれて、是から田町たまちの番屋へ廻され
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
主人はハツタと睨附ねめつけ、「畜生よ、男は一刀に斬棄きりすてたれど、おのれにはむやうあり」とのゝしり狂ひ、あきれ惑ふお村の黒髪をりて、廊下を引摺ひきずり縁側に連行つれゆきて、有無を謂はせず衣服を剥取はぎと
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
と二人は厚く礼を云い、伊之助をひっぱって連往つれゆきます。伊之助も怖いから三人で漸々だん/″\逃げて、また大門を這入って松葉屋へあがりました。それなら出て来なければいに。