“ぢよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
95.7%
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此年の暮れむとする十二月二十五日に、広島では春水が御園みその道英のぢよじゆん子婦よめに取ることを許された。不幸なる最初の山陽が妻である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
かのぢよは氷峰を「兄さん」と呼び、渠はかの女を「お君」と云つてゐる。義雄には、も早や、北海道流のさいが親しんでしまつた。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)