“ちょうちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雕虫50.0%
冢中16.7%
帳中16.7%
趙忠16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一は雕虫ちょうちゅうの苦、推敲すいこうの難、しばしば人をして長大息ちょうたいそくを漏らさしむるが故である。
十日の菊 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
一面には従来の文章型を根本から破壊した革命家であったが、同時に一面においてはまた極めて神経的な新らしい雕虫ちょうちゅうの技術家であった。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
掘出し物という言葉は元来がいまわしい言葉で、最初は土中どちゅう冢中ちょうちゅうなどから掘出した物ということに違いない。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
秀吉も知っている松永久秀のごときは、真昼、愛妻と帳中ちょうちゅう交戯こうぎしながら、将士の報告を聞くのに、そのとばりを半ば上げて聞いたということだが、秀吉の人間性では、それほどまで、人間自体を、侮辱ぶじょくできなかった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、一蹴したので、十常侍たちはこもごもに、天子にざんしたので、帝はたちまち、朱雋、皇甫嵩のふたりの官職を剥いで、それに代るに、趙忠ちょうちゅうを車騎将軍に任命した。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
議郎ぎろう張譲ちょうじょう議郎ぎろう趙忠ちょうちゅう議郎ぎろう段珪だんけい議郎ぎろう夏輝かき——などという十名が中心となって、枢密すうみつに結束をつくっていた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)