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雕虫
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ちょうちゅう
ふりがな文庫
“
雕虫
(
ちょうちゅう
)” の例文
一面には従来の文章型を根本から破壊した革命家であったが、同時に一面においてはまた極めて神経的な新らしい
雕虫
(
ちょうちゅう
)
の技術家であった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
一は全く無心の
間事
(
かんじ
)
である。一は
雕虫
(
ちょうちゅう
)
の苦、
推敲
(
すいこう
)
の難、しばしば人をして
長大息
(
ちょうたいそく
)
を漏らさしむるが故である。
十日の菊
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
儒教や武家の教養から文芸を
雕虫
(
ちょうちゅう
)
末技視して軽侮する思想が頭の隅のドコかに
粘
(
へば
)
り着いていて一生文人として終るを何となく物足らなく思わした。
二葉亭追録
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
雕
漢検1級
部首:⾫
16画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“雕虫”で始まる語句
雕虫吐鳳